ペンは剣よりも強し(1) -さようなら星都新聞社-

G●●gleから100万円超えの請求をチラつかされ、アステルリーズ雇用局を爆散させたあと、それに続いてブループロトコルのサービスが終了して、早二年。

当時一緒にブルプロを遊んでいたメンバーとの交流も減り、会社で正社員として毎日サービス残業をする日々。

かつてニートだった私は、今や会社で「なんでも屋」の異名を勝ち取り、神棚の設置からロッカーに名札シールを貼るほどにまで成長した。

そんな折、「ブループロトコル:スターレゾナンス」がサービスを開始するという情報が入った。

聞き覚えのある「ブループロトコル」という言葉に興味が惹かれないわけでもなかったが、ゲームをしている時間は捻出できそうになかった。

が、周りのフレンドたちはみんなスタレゾを始めるとのことで、かつて存在した「アステルリーズ雇用局」という存在が脳裏にチラついた。

仕事に奔走していたこの二年、過去の思い出など気にすることはなかった。

テプラでロッカーの名札を作りながら、かつての雇用局での日々を思い出す。

アステルリーズ雇用局の思い出(https://www.youtube.com/watch?v=K88uMrSZ6So)

いろんなことがあった。

ダンジョンも、バカ笑いも、イベントも、喧嘩も、、、。

己の不甲斐なさから苦い思い出もあったけど、楽しいこともたくさんあった。

しみじみとそんなことを思い出しているなか、元メンバーからメッセージが届く。

他にも何人かから似たメッセージが来ていた。

もし、ギルドマスターを担ったことがある人なら、ギルメンにこんなこと言われたら目頭が熱くなってしまうことをわかってくれると思う。

そんなとき、ギルマスなら自分の責任を果たすだろう。

ギルドを作るかどうか、という問いの答えはとっくに決まっていた。

もし、会社で新しく入れ替えたロッカーのサイズが小さすぎるというクレームさえなければ、私は雇用局を再興していたかもしれない。


スタレゾ始めました

結局、あまにゅんはギルドを作らなかったらしい。

雇用局復興の話も流れ、みんなそれぞれ異なるギルドに加入したそうだ。

一応私も床からLANケーブルを生やす仕事の合間を縫って、キャラクリはしておいた。

もちろん、「アステルリーズ雇用局」を作るために。

やはり、どこか元メンバーたちは寂しさを感じているというのは、会話をしていてわかる。直接伝えてもらわなくとも、ずっと一緒にいたのだから理解するのは容易かった。

元メンバーにとっても、私にとっても、「アステルリーズ雇用局」という存在は特別なのだ。

それにとって代わるギルドなんて存在しない。

だからこそ、まだスタレゾをあまり進められていない状況の私に対しても、温かく迎え入れてくれる。

みんなが会話をしているところをみるのが好きだった私は、あえてツッコミどころを見せておくことをよくしていた。

みんなもそれをわかっているからそこにノってくれるのだが、本当はみんなは私に「おかえり」と言いたいところを私がわざとレベル2にとどめているせいで、こんな発言をせざるを得なくさせてしまっていることに罪悪感が湧き上がる。

こんなことを言わせてごめんね、つらいよね。。

悪口は言われる側だけじゃなくて、言っている本人の心も傷つける。

しかもそれをさせているのは、自分なのだ。

焦った私は、みんなの素直な気持ちを受け止めるために急いでログインをすることにした。

 

 

ここからひろこと元局員たちの物語が始まるのだった。


ギルド設立

こうして私は、「星都新聞社」というギルドを立ち上げた。

星都新聞社の社章。にわとりは朝日とともに鳴き、夜の終わりを告げる。星都新聞社は、新しい一日の始まりに、真実を届ける。

いや別に全然雇用局の元メンバーに低レベルいじりされて怒っているとかそういうことじゃなくてむしろみんなのこと大好きだしほんとぜんぜんいじりなんかまじで全然気にならないしそんなことでキレるやつって全くギルドマスターとしての器ないと思うし、大体レベルなんてすぐ上がるんだからそんなこと気にしてるヤツのほうがやばいよね、で、それとはまったく別の事情でなんというかみんなもうギルド入っているし他のギルドから抜けてもらうのもなんか申し訳ないし別にフレンドとしてはつながっていられるから私は私で心機一転、新ギルドを作ろうと思いました。

会社のロッカー担当から外されたことで時間もできた。

旧雇用局時代のようにブログ…のようなもの、でも今回は真実に奉仕する媒体を作ろうということで新聞社を作ってみた。急いでサイトの構築に取り掛かる。

ざっと作り上げ、「Hello world!」というテスト記事も無事投稿された。これでもう走り出せる。

そんなときだった。

アステルリーズ雇用局が復活した。

殺すな

しかも続々と雇用局の元メンバーが加入を果たしたということだった。

既に籍のあるギルドから抜けてでもメインキャラを雇用局に入れたい、そんなみんなの気持ち、絆が草の根から雇用局を再結成させたのだ。

実は、本当はこんなことしたくなかったのだが、私が自ら雇用局を作らなかったのはみんなの絆を試したかったからだ。

ただの馴れ合い集団ではなく、絆で結ばれる集団でないと意味がない。

だが、元局員たちはそこを見事に乗り越えた。

おめでとう、そしてcongratulation.

ここで、絆で結ばれた一部メンバーを紹介しよう。

nafu

あまにゅんのサブ。最近リアルで働きすぎて仕事中にスタレゾをしているのか、スタレゾ中に仕事をしているのか、わからなくなっている。嫌いな食べ物はピザ生地。メインキャラは雇用局にいない。

まるまるね

るねまるのサブ。ひろこに強者の髪型(ハゲ)を無理やり購入させた。アイドル風の容姿をするくせに「おはるねー!」という挨拶を絶対にしない。メインキャラは雇用局にいない。

たすく

Taskfoxのサブ。旧ブルプロ時代にひろこを誤ブロックしてしまったことから二度と安易にブロックしないことを誓っている。ひろこの素性を知っているため、阿笠博士に自分の姿を重ねている。メインキャラは雇用局にいない。

スズ

メインキャラ。旧雇用局時代二代目局長。雇用局の古株中の古株なため誰よりも雇用局愛が深い。たすくにスズ様呼びをさせ、悦に浸っている。メインキャラは雇用局に入って三日目くらいに脱退した。

ちなみに私は新雇用局長のキタノから勧誘を受けたが、既に星都新聞社のサイトを作っていたこともあって、「どうしてもというなら戻ってもいいかなぁ、でもぉ、どうしよっかなぁ」というような回答をしていたら、恫喝されたため戻ることになった。

なんか癪だったので、とりあえずあまにゅんに頑張って作った新サイトを褒めてもらうことにした。

俺にも喋らせろ

まあまだ別に本気で書いた記事なんてないから自分でもすごいなんて思ってないしあまにゅんの言っていることは正しいと思う。別に本当はほめてほしかったわけでもないし。

サイトはこれからじっくり作っていけばいいのだ。

そのためにもせっかく新生絆雇用局に入ったのだから、みんなと交流して記事のネタももらわないといけない。

これから私も頑張っていかないといけない。頑張らなくたってみんなはひろこのチャットを受け止めて、楽しく会話してくれるのはわかってはいるのだが。

雇用局に入ったので、まずはギルドチャットでひと暴れしてみた。

 

 

ボケナスがよ。